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蒸し釜

むしがま
名詞
1
標準
steaming kettle
文例 · 用例
蒸し釜の蓋のネジがゆるんだんで、それを締め直しに、大きな釜の上に登ったんだ。
松永延造 職工と微笑 青空文庫
二三年たって、同じ草の鉢がさし入れられて、巣鴨の蒸し釜のような女舎のせまい板じきにおかれた。
宮本百合子 解説(『風知草』) 青空文庫
欲しい金錢のことは勿論、氷峰の雜誌社の前通りにあつた鐵工場や自分が樺太へ持つて行つた蒸し釜のことが思ひ出された。
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
雨後の夕凪で、昼間の暑気が淀みのこり、蒸し釜で蒸しあげられるような夜の九時すぎ、あさひがシュミーズひとつでぐったりしているところへ、店で芦原小夜子といっている北川千代が、スーツケースをさげてやってきた。
久生十蘭 虹の橋 青空文庫
これは暮れの歳暮の到来ものなんだが、赤穂だいの塩むしがまるまる一匹と、房州たこのでけえやつもまだ一ぱい残っているんですぜ」「遠慮はいらんから、それも出しな」「あきれたな。
妻恋坂の怪 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
職人が蒸し釜の蓋を開けると、真っ白な湯気と共に餅のいい香りが広がった。
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大きな蒸し釜で一気に蒸し上げることで、生地がふっくらと仕上がる。
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古い工場には、かつて使われていた巨大な鉄製の蒸し釜が残されている。
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