幻辞.com

控訴院

こうそいん
名詞
1
標準
appellate court
文例 · 用例
大塚信造と言った時のことから話しますが、父は大塚|剛蔵と言って御存知でも御座いますか、東京控訴院の判事としては一寸世間でも名の知れた男で、剛蔵の名の示す如く、剛直|一端の人物。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
嘗て控訴院の法廷にかういふことが起つた。
平出修 逆徒 青空文庫
十一 十月の末、控訴院から大審院まで持って行った猪野の詐欺、横領に関する事件がいよいよ第二審通り決定した旨の電報が入り、渡弁護士の斡旋によって、弁護士の権威五人もの弁論を煩わしたこの係争も、猪野の犯した悪事の割には、事実刑も軽くて済むのにかかわらず、寿々廼家夫婦は今更のように力を落とした。
徳田秋声 縮図 青空文庫
そこで自然と古来の史書雑籍を読んで、それに読まれてしまつた人で無い者の間には、不服を称ふる者も出て来て、現に明治年間には大審院、控訴院、宮内省等に対して申理を求めんとした人さへあつたほどである。
幸田露伴 平将門 青空文庫
されば法官がその望で、就中希った判事に志を得て、新たに、はじめて、その方は……と神聖にして犯すべからざる天下控訴院の椅子にかかろうとする二三日。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
暮れかぬる電車のきしり……凋れたる調和にぞ修道女の一人消えさり、裁判はてし控訴院に留守居らの点す燈は疲れたる硝子より弊私的里の瞳を放つ。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
監獄は今が入り時という四月の二十一日午後一時、予は諸同人に送られて東京控訴院検事局に出頭した。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
と同時に、二年前に保釈出獄した電車事件の連中も、一審で無罪になったのを検事控訴の二審でまた無罪になり、さらに検事の上告で大審院から仙台控訴院に再審を命ぜられ、そこで初めて有罪になったのをこんどはこちらから上告して大審院で審議中であったのだが、急に保釈を取消されてやはり東京監獄に入監された。
大杉栄 獄中記 青空文庫
作例 · 標準
第一審で有罪判決を受けた被告は、控訴院に不服を申し立て、控訴した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
控訴院での審理は、一般市民も傍聴することができ、裁判の透明性が保たれていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この判決には納得がいかないので、控訴院に控訴して、もう一度争うつもりです。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite