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煎りつく

いりつく
動詞-五段-カ行
1
標準
to be scorched
文例 · 用例
煎りつくようなのどの乾きと、傷が生命を奪って行く、それとの戦い、疼痛などで、病室は、檻のようなわめきで、相呼応していた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
丁度昼弁当時で太陽は最頂、物の影が煎りつく様に小さく濃く、それを見てすらぎらぎらと眼が痛む程の暑さであった。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
煎りつくように蝉が鳴きたてている。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
」「恩を被せられちや、やりきれないね」 近所で、ラジオが、やかましく煎りつくやうに鳴つてゐる。
林芙美子 浮雲 青空文庫
夜半に咽喉が煎りつくような気がして、小平太は眼を覚した。
森田草平 四十八人目 青空文庫
朝夕は蜩の声で涼しいが、昼間は油蝉の音の煎りつく様に暑い。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
子供達は、ガタガタ慄えながら、土間の隅っこにちぢこまって、煎りつくような眼で、母が盛っている残飯を睨めていた。
徳永直 あまり者 青空文庫
……風のない、ぎらぎらと煎りつくような日が続いた、あるときは雷鳴が山峡にはためき、電光と白雨とが高原の野を狂気のように叩きつけた。
山本周五郎 春いくたび 青空文庫
作例 · 標準
鍋底の米が煎りついてしまったので、おこげご飯として食べることにした。
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炒め物をする際、火加減を間違えると食材がすぐに煎りついてしまう。
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煎りつく(いりつく) — 幻辞.com