寝釈迦
ねしゃか異読 ねじゃか
名詞
標準
image of the recumbent Buddha
文例 · 用例
自分じゃ仏だ、仏だといいますが、寝釈迦だか、化地蔵だか、異体の知れない、若い癖に、鬼見たような痘痕面で、渾名を鍍金の銀次ッて喰い詰めものが、新床だと嗅ぎ出して、御免下さいまし、か何かで、せしめに行った奴を、おともだち、お前さんも不景気で食えねえのか、飯はないが酒はあるてって、引摺り入れた役雑とね。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
ねえ、ツルちゃん、戦争中は、皇大神宮に指圧療法、終戦後は、寝釈迦、お助けじいさん、一家ケン族みんな信仰しなきゃア、カンベンしてくんないんですからね。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
「小うるさい花が咲くとて寝釈迦かな」こういう人間は別として、「今の世や猫も杓子も花見笠」で、江戸の人達はきょうもきのうも、花見花見で日を暮らした。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
涅槃会の日には燻ぼつた寝釈迦さんの軸をかけ、そのまへに小机をすゑて香華をそなへる。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫
この話は河出書房の傑作集の中にも訳されているが、その筋は、楽天家で饒舌で酒好きの亭主が中風で寝釈迦になってしまう。
— 辰野隆 『銷夏漫筆』 青空文庫
作例 · 標準
博物館には、貴重な木造の寝釈迦像が展示されていた。
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涅槃像とも呼ばれる寝釈迦は、釈迦の入滅の様子を表している。
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東南アジアの寺院には、巨大な寝釈迦像が多く見られる。
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