話の先
はなしのさき
名詞
標準
sequel of a story
文例 · 用例
「お話の先を願いたいものです」と岡本は上村を促がした。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
栄蔵はもつと話の先がききたかつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
私はその話の先を続けるようにとは促さなかった――何故なら、彼の女は恐らくもう処女ではないと云う直覚が悲しくも私の脳裡を掠めたからである。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
いやまだ少し話の先があるのですよ。
— 海野十三 『三角形の恐怖』 青空文庫
そこが一番カンジン、カナメのところかも知れないのに……」「まあ話の先を聞き給え。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
が、勿論何も言わずに彼の話の先を待っていた。
— 芥川龍之介 『彼』 青空文庫
」と私は老人に話の先きを促がした。
— 水野葉舟 『月見草』 青空文庫
貴人の心が、自分の詞に傾いてゐるかどうかをはかるやうに、話の先を暫らく途ぎらした。
— 折口信夫 『死者の書 續篇(草稿)』 青空文庫