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紐結び

ひもむすび
名詞
1
標準
文例 · 用例
紫の紐結びつつ、一様に真白き脚絆穿きたるが、足を縮め、筵もて胸を蔽い、欄干に枕して、縦横に寝まりたる乙女等五七人、それなるべし。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
組紐が皆出来そろってから、中の君が来て、「飾りの房は私にどうしてよいかわからないのですよ」 と訴えるのを聞いて、もうその時にあたりも暗くなっていたのに紛らして、姫君は起きていっしょに紐結びを作りなどした。
総角 源氏物語 青空文庫
かかる冬の冷々とするのに、下には色地の襟をみせているが、上には、白絖の雪かとばかり白いかいどりを着て、うるしの艶をふくむ黒髪は、根を紐結びにフッサリと、曲下げにうしろへ垂れている。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫