見渡し
みわたし
名詞頻度ランク #15835 · 青空 26 例
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文例 · 用例
みんなそれぞれ理由のある所であらうが、原因はいざ知らず、見渡した所感情が喪失されてある状態であること明らかであるやうである。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
いつか、カナダのタール教授が来て氷河に関する話をしたときなど、ペンクは色々とディスクシオンをしながら自分などにはよく分らぬ皮肉らしいことを云って相手を揶揄しながら一座を見渡してにやりとするという風であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
見渡したところ冥途もかくや、蕭寂たる幽境、一木一草も見當らんぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
並んだ顔を一わたり見渡して、成程、ヴァン・ドンゲンがいったカクテール時代という言葉を肯定する。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
町内一の財産家といふに、家内は祖母と此子二人、萬の鍵に下腹冷えて留守は見渡しの總長屋、流石に錠前くだくもあらざりき、正太は先へあがりて風入りのよき塲處を見たてゝ、此處へ來ぬかと團扇の氣あつかひ、十三の子供にはませ過ぎてをかし。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
見渡した所、社会の厄介にならぬ宗教家ならば、まず結構じゃと云いたい位だ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
爺いさんは鳥瞰図的に一座を見渡して、さて少佐夫人リヒテルの紫色の帽子に目を移した。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
吉永は、丘の上の兵営から、まだ、すっかり雪の解けきらない広漠たる曠野を見渡しながら、自分がよくも今まで生きてこられたものだ、とひそかに考えていた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
作例 · 標準
この高台からの見渡しは素晴らしく、遠くまで海が見える。
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部屋の窓からの見渡しが良いので、このマンションに決めた。
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そのレストランは、夜景の見渡しが売りの一つだ。
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