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亭々

ていてい
形容詞-たる副詞-と
1
標準
lofty (tree)
文例 · 用例
ここの落葉松は、小御岳では風雪と引っ組んで、屈曲|匍匐しているに似ず、亭々として高く、すらりと延び上っている自然のままの、気高さに打たれる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
併し池畔からホテルへのドライヴウェーは、亭々たる喬木の林を切開いて近頃出来上つたばかりださうであるが、樹々も路面もしつとり雨を含んで見るからに冷涼の気が肌に迫る。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
しかし池畔からホテルへのドライヴウェーは、亭々たる喬木の林を切開いて近頃出来上がったばかりだそうであるが、樹々も路面もしっとり雨を含んで見るからに冷涼の気が肌に迫る。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
頂上まで殆ど一直線に付けられた巌石の道で、西側には老杉亭々として昼なお暗く、なるほど道の険しい事は数歩|前の巌角の胸を突かんばかり、胸突き八丁の名も道理だ。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
木は亭々として四時の翠色を漲らして居る。
平出修 夜烏 青空文庫
そして亭々とした華奢な幹の先の思いがけない葉の繁みを、女の額の截り前髪のように振り捌いて、その影の部分だけの海の色を涼しいものにしている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
この中之島には亭々とした三がい松以外には源平染分けの椿、四季咲きの薔薇、黄水仙、青黄ろい春蘭、青木の深紅の実、むらさきの雲のような沈丁花などが、岩の根締めやら芝生との配合のためわたくしたちの朝飯の卓をめぐって、ところまだらに、それ/″\持前の色彩を盛り上げております。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
良寛堂の敷地には亭々たる赤松の五、六がちょうどその前廂の斜に位置して、そのあたりと、日光と影と、白砂と落松葉と、幽寂ないい風致を保っていた。
北原白秋 木曾川 青空文庫
作例 · 標準
庭の奥には、亭々とした杉の木が空に向かってそびえ立っている。
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亭々たる大木の下で、旅人たちはしばしの休息をとった。
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彼女は亭々としていて、周りの人よりも頭一つ飛び出ている。
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