掛行灯
かけあんどん
名詞
標準
paper lantern that can be hung outside of a house or store
文例 · 用例
そこで落語か何かの掛行灯のある寄席に入ろうとすると、帳場に座っていた若い男が「はなはだ失礼で御座いますがお召物が裏のようで」と注意してくれた。
— 森於菟 『放心教授』 青空文庫
堤の掛行灯は少し遠過ぎますが、ちょうど田圃の上へ出た月が、その素晴らしい容貌を、惜しみなく照し出します。
— 大村兵庫の眼玉 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その旅籠というのは国分町の端れにある二階造りで、軒に『武蔵屋』と掛行灯が出してある、まああまり上等でない宿屋だった。
— 山本周五郎 『松林蝙也』 青空文庫
場所は花やしきの一隅で、小座敷を添えた葭簀張り、赤|毛氈の縁台、花暖簾に掛行灯、すべて時代離れのした風景。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
作例 · 標準
日が暮れると、老舗旅館の軒先に吊るされた掛行灯に柔らかな灯がともり、情緒を添えた。
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時代劇のセットのような古い町並みには、屋号が墨書きされた掛行灯がよく似合う。
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「おっ、この掛行灯の透かし彫り、職人のこだわりが感じられる見事な細工だね。」
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