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名詞
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標準
文例 · 用例
「あはれ果敢なき塵塚の中に運命を持てりとも、なき汚れは蒙むらじと思へる身の、猶何所にか悪魔のひそみて、あやなき物をも思はするよ。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
どこにこんな荒寥の地方があるのだらう年をとつた乞食の群はいくたりとなく隊列のあとをすぎさつてゆき禿鷹の屍肉にむらがるやうにきたない小蟲が燒地の土にむらがつてゐる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
年をとつた乞食の群はいくたりとなく隊列のあとをすぎさつてゆき禿鷹の屍肉にむらがるやうにきたない小蟲が燒地の土にむらがつてゐる。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
それは人生の汚を描き、醜悪を暴露することによって、一種の征服的なる権力感へ高翔しようと言うのである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
ああすべて卑なるもの汝の非力なる人生を抹殺せよ。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
『う……うぬ、れだ』滿身の怒氣を込めて、身を※くと、無殘、女は胸を一つ突かれて、仰向にばつたり倒れる。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
昔は聽くも耳のれと思つてゐた三味線が、今ではオーケストラよりも好きになつて來た。
萩原朔太郎 悲しき決鬪 青空文庫
三このれた涙に汚れて、今日も一日、過ごしたんだ。
中原中也 暗い天候 青空文庫