思いを遂げる
おもいをとげる
表現動詞-一段
標準
to achieve one's desire
文例 · 用例
もちろん、心中はあの心中、川目付は墨田の大川の川見張り、やはり死によいためにか、十組みのうち八組みまでは大川へ入水して、はかなくも美しい思いを遂げるものがあるところから、これを見張るための川目付であるが、土左舟はまたいうまでもなくそれらの悲しい男仏女仏を拾いあげる功徳の舟です。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
そうしてお互いにその恋しい人の姿を、胸の底に深く秘められたまま、寝ても醒めてもお忘れになりませんでした……その思いがお兄様と私の姿にあらわれて、お二人の思いを遂げるためにこの世に生き残っているのでは御座いますまいか。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
しかし、かねての思いを遂げる時が来ていた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
「俺あ、男の意地で、うんと云わせるんなら、ふん縛っといても、思いを遂げるぜ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
」「そなたに思いを遂げるのだ。
— またはすて姫 『舌を噛み切った女』 青空文庫
昨日はドジを踏んだが、今日は思いを遂げるんだ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
例句