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長近

ちょうきん
名詞
1
標準
文例 · 用例
在公より十代目に当る長近の時、初めて伏見宮に候することになつた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
長近は寛文四年三月廿九日に生れ、享保五年七月九日五十七歳で卒した人である。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
量長は長近より五代目に当る公義の子で、文化九年十二月十三日誕生、文政八年三月廿八日十四歳を以て元服、越後|権介に任じ、同日院昇殿を聴され、その後|弾正少弼を経て修理大夫に至り、位は天保十三年十二月廿二日従四位上に叙せられたことまでは、地下家伝によつて知ることが出来る。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
勝家喜び同心して、家臣小島若狭守、中村|文荷斎をして、前田利家、金森|長近、不破彦三を招き寄せた。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
その比較に取られた池田屋騒動は、三条小橋の旅宿、池田屋惣兵衛方に集まる長州、肥後、土佐等の、勤王方の浪士の陰謀を探知した新撰組が、隊長近藤をはじめ精鋭すぐって出動し、一網打尽にこれを襲撃して、七人をこの場で斬殺し、四人に負傷せしめ、二十二人を召捕った大捕物、というよりは小戦争に近い乱刃であった。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
近藤勇方の手によって殺された伊東甲子太郎も、以前は同じ新撰組の飯を食ったもので、それが御陵衛士隊になって分裂し、新撰隊長近藤勇に隠然として対峙する御陵衛士隊長伊東甲子太郎が出来上ったとは前巻に見えたし、伊東が近藤の謀計で誘き寄せられて、木津屋橋で殺された顛末も前冊にあるはず。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
私は畑中氏からこれを聴いて、我が中村屋のカリー・ライスのためにぜひともこれを復興させねばならぬと感じ、早速産地埼玉県庁に照会して、時の産業課長近藤氏の賛助を得、農会長の肝いりで十二人の老農を選択してもらい、一等米より二割高で引き取ることを約束して、白目米三百俵の栽培を頼んだ。
――所信と体験―― 一商人として 青空文庫
しかし岐阜から連れて来た銃手五百人を分けて、それに金森長近、佐藤政秀の二将を附けて、「忠次を扶け、いよいよ敵塁を踏み奪ったときは、直ちに烽火をあげて合図せよ」 と、いいつけた。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫