波腹
はふく
名詞
標準
antinode
文例 · 用例
杜の杉にはふくろふの滑らかさ、昆布の黒びかり、しづかにしづかに溶け込んで行く。
— 宮澤賢治 『ラジュウムの雁』 青空文庫
「からすかんざえもんは くろいあたまをくうらりくらり、 とんびとうざえもんは あぶら一|升でとうろりとろり、 そのくらやみはふくろうの いさみにいさむもののふが みみずをつかむときなるぞ ねとりを襲うときなるぞ。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
そこはまっ黒な土があたたかにしめり湯気はふくふく春のよろこびを吐いていました。
— 宮沢賢治 『若い木霊』 青空文庫
その窪地はふくふくした苔に覆われ、所々やさしいかたくりの花が咲いていました。
— 宮沢賢治 『若い木霊』 青空文庫
いやにまじめくさった彼女の頬はふくれていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
「からすかんざゑもんは くろいあたまをくうらりくらり、 とんびとうざゑもんは あぶら一升でとうろりとろり、 そのくらやみはふくろふの いさみにいさむものゝふが みゝずをつかむときなるぞ ねとりを襲ふときなるぞ。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫
鳥はみんな興をさまして、一人|去り二人|去り今はふくろうだけになりました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
彼女の書体はふくよかで美しかつた。
— 新美南吉 『登つていつた少年』 青空文庫
作例 · 標準
定常波では、最も振幅が大きくなる位置が波腹と呼ばれる。
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弦の振動実験で、波腹の位置に小さな紙片が跳ね上がった。
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音波の波腹と節は、干渉の様子を視覚的に理解するのに役立つ。
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