伸び縮み
のびちぢみ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
expansion and contraction
文例 · 用例
隅ずみまで力ではち切ったような伸び縮み。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
枝がくれに、ひらひらと伸び縮みする……というと蛇体にきこえる、と悪い。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
わたくしはゴムのように伸び縮みする赭い耳朶を異様に眺めながら、「おかしなことをするのね。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
紙の本の場合、私たちは指でページをめくりながら読みすすむが、電子本ではディスプレイ画面上に複数のウィンドウ(伸び縮み自在の小画面)をひらき、それぞれに別のテキストや絵や図表やビデオ・ムービーやサウンドを呼びこんで、それらを自由に組み合わせながら読む(見る、聞く)ことになる。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫
即ち、お前は、私の生長の必然性のためにのみ変化して、外界に対しての顧慮から伸び縮みする必要は絶対になくなるべき筈だ。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
藍の地に簡単に白で模様を抜くだけならさしたる事でもないが、葉子は他人のまだしなかった試みを加えようとして、模様の周囲に藍と白とを組み合わせにした小さな笹縁のようなものを浮き上げて編み込んだり、ひどく伸び縮みがして模様が歪形にならないように、目立たないようにカタン糸を編み込んで見たりした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
ランプの芯は思ひ切り出されて、炎の舌はぺろぺろと伸び縮みした。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
彼の文体は、モオパッサンのそれと反対に、伸び縮みがきかない。
— 岸田國士 『翻訳について』 青空文庫
作例 · 標準
朝、目が覚めると、まず大きく伸びをするのが日課だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite