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三流

さんりゅう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #26662 · 青空 111
1
標準
third-rate
文例 · 用例
「………あゝなる程………成程、」 不器量であり、不器用である妻君の女優は、本当のことを言つたら三流四流といふ所でなければならなかつた。
――飜弄さる 蜻蛉 青空文庫
その証拠には西洋第一流の大家の最も優れた論文に対してさえも、第三流以下の学者の岡目から何かしら尤もらしい望蜀的の不満を持ち出してそれを抗議の種にすることは比較的容易なことである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
互に時勢の差、境遇の差に連れ得意の方面の其の特長を発揮して居るものゝ、其中に大をなして居る者は必ず張良、陳平の徒が多く、水火を踏んで辞せず、剣戟の林に入つて退かざる者は、寧ろ第三流第四流に居る処の樊※、鯨布の徒である。
幸田露伴 侠客の種類 青空文庫
そういう傾向は特に現代のアカデミックな教育を受けた若い学生の間に多いのみならず、また西洋でも二三流以下の学者の中にかなりに存在するように見える。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
あなたともあろうものが、あんな馬鹿話をなさるのはおよしなさい、お客様に軽蔑されるばかりです、もっと真面目なお話が出来ないのですか、まるで三流の戯作者みたいです、と家内から忠告を受けた事もあるのですが、くるしい時に、素直にくるしい表情の浮ぶ人は、さいわいです。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
僕は三流作家でないだらうか。
太宰治 道化の華 青空文庫
そして、僕は近代小説は結局日本の伝統小説からは生まれないという考えの下に、よしんば二流三流五流に終るとも、猫でも杓子でもない独自の小説を書いて行きたいと、日夜考えておりますので、エロだとかマルクスだとか、眼を向いてキョロキョロしている暇はないのであります。
織田作之助 猫と杓子について 青空文庫
彼は日本橋の国府へ納める荷物の中に、幾割かのロオズ物があり、それを回収して、場末の二流三流の商店へ卸すために、時々東京へ出るので、このころにもそのついでに、罐詰を土産に、錦糸堀の銀子の家を訪ね、荷はいくらでも送るから、罐詰の店を出してはどうかと、親父に勧めたりしたものだった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
作例 · 標準
その映画は、脚本も演技も三流だった。
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彼は自分を三流の作家だと謙遜しているが、才能はある。
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