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憑る

うつる
動詞
1
標準
文例 · 用例
神なけれども霊あって来り憑る
泉鏡花 一景話題 青空文庫
たま/\鬼魅の憑る處となりて、疾病狂せるが如く、醫療手を盡すといへども此を如何ともすべからず。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
神なけれども霊あつて来り憑る
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
また何か憑る所があれば妖をなす。
閲微草堂筆記(清) 中国怪奇小説集 青空文庫
それを焚けば憑る所をうしなう。
閲微草堂筆記(清) 中国怪奇小説集 青空文庫
で、今頃は其の窓も容赦なく取毀されて、継母の執念も其の憑る所を失ったであろうか。
岡本綺堂 画工と幽霊 青空文庫
或は神が其木に憑ることを好まれた木や、神の御贄に常住供へた植物を遠慮する心持ちが、反対に神が其植物に躓かれたからの憎みを、氏人としては永劫に表現する責任があるのだ、と説明したりしてゐる。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫
古墓の祖先の霊で、憑るからのより神であらう。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫