リマーク
リマーク
名詞
標準
remark
文例 · 用例
私が笑ったら、子規は、いや本当にそう思ったのだから面白いのだと云って虚子のリマークを弁護したのであった。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
かなりの皮肉屋であったが、ときどき面白い観察の眼を人間一般の弱点の上に向けて一風変ったリマークをすることがあった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
その羅宇屋が一風変った男で、小柄ではあったが立派な上品な顔をしていて言葉使いも野卑でなく、そうしてなかなかの街頭哲学者で、いろいろ面白いリマークをドロップする男であった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
これに対する教授の電光のようなリマークは「ヤ、貴様食ったな」というのであった、と伝えられている。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
生まれてはじめて見た人形芝居一夕のアドヴェンチュアのあとでのこれらの感想のくどくどしい言葉は、結局十歳の亀さんや、試写会における児童の端的で明晰なリマークに及ばざることはなはだ遠いようである。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
先生はやっぱりにこにこして、何か一言ぐらい鋭いリマークをされて、そうして、それきりでゆるしてくださるであろうという気がするのである。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
こんなちょっと人の悪いようなリマークをされる時は、先生は全くの上機嫌なのである。
— 中谷宇吉郎 『先生を囲る話』 青空文庫
そして、パパなんか駄目じゃないの、と不必要なリマークまでする始末であった。
— 中谷宇吉郎 『娘の結婚』 青空文庫
作例 · 標準
会議の最後に、議長が付け加えたリマークが非常に重要だった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の何気ないリマークに、問題解決の糸口が隠されていることに気づいた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
プレゼンテーションの途中で、聴衆から鋭いリマークが飛んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
リマークは、製品に記された刻印(マーク)を上張りシールや追加刻印にて変更して、違う型番に変更する行為の造語。この行為によって売買される物品を「リマーク品」と呼ぶことがある。なお、Remarkの本来の意味とは全く違い(本来、Remarkは「意見を言う」または「述べる」と言った意味合いで使用される)、誤用が間違ったまま広まった言葉である。パソコン・パーツが高価だった自作パソコンの黎明期には、このリマークを行って購入者を欺く悪徳な不正行為が横行した。
出典: リマーク — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0