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卓立

たくりつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
prominent
文例 · 用例
誠心は隠すところなく八房に与へたり、而して不穢不犯、玲瓏たるチヤスチチイの処女、禍福の外に卓立し、運命の鉄柵を物ともせざるは、実にこの馬琴の想児なり。
北村透谷 処女の純潔を論ず 青空文庫
その放縦不羈世俗の外に卓立せしところを見るに、蕪村また性行において尊尚すべきものあり。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
ああ全貌を見ずとも、久住の山、大地より卓立して威容かくの如し。
與謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺 青空文庫
その放縦不覊世俗の外に卓立せしところを見るに、蕪村また性行において尊尚すべきものあり。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
而して当時横井小楠また藩学の因循論と相容れず、卓立して実学説を唱え、宮部の徒従ってその議論を上下し、未だ悉く一致せざるも、また後年彼が開国論を叫破し、ために互いに分裂反目するの甚しきに至らず。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
久留島義太が流派外に卓立したことや、会田安明が流派に反抗して自ら大流派を立てたごときは著しいことであった。
三上義夫 文化史上より見たる日本の数学 青空文庫
ねえ汝は贅沢だつたよ、牢屋に居ながら三度三度、スープに洋食を三品宛、それに果実は欠かしつこなし、あまり辛気なので食べ残しの水蜜桃で真紅な自画像をぬたくりつけてひどく叱られたつけな、あの挿話は誰に聞かしたつて腹を擁えるだろう、この悪戯者はその翌日看守長から鹿爪らしく呼び出された、それはかうだ。
北原白秋 桐の花 青空文庫
「八っちゃんそれは僕んだよ」 といっても、八っちゃんは眼ばかりくりくりさせて、僕の石までひったくりつづけるから、僕は構わずに取りかえしてやった。
有島武郎 碁石を呑んだ八っちゃん 青空文庫
作例 · 標準
彼は周囲の意見に流されることなく、独自の卓立した見識を持って行動した。
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その高層ビルは、古い街並みの中で一際卓立して空にそびえ立っている。
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彼の数学的才能は、同世代の学生たちの中でも明らかに卓立していた。
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