逆木
さかき
名詞
標準
文例 · 用例
又逆木を使ってはならない。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
この木をさかきというのも、逆木の意味で、ここが始まりであったと土地の人はいっております。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
ところが、寺には堀がひかれ、要所には楯を並べ逆木を立てつらねるなど、急造ながら厳重な防備が作られてあったため、軍の進発にはこれを一つ一つ取りのぞいてゆかねばならなかった。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
堀に橋を渡し、逆木を取り払うなど面倒な作業を行って、漸く、逢坂の関にかかったとき、鶏鳴が暁を告げる始末、夜襲の時刻は遥かに過ぎてしまった。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
逆木を設け、関所を数多くつくった。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
一方奈良の大衆老若合わせて七千余人、武具に身を固めると、奈良坂、般若寺の二カ所の路に掘割を作り、楯垣を並べ、逆木を引いて防備を固めて待ち受けた。
— 第五巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫