突ん出す
つんだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to push out
文例 · 用例
それから一升買いに十円札を突ん出す柄じゃ御座んせんで……どう考えましても……ヘエ。
— 夢野久作 『骸骨の黒穂』 青空文庫
ねえ、親分、なおりしだい引っくくって恐れながらと突ん出すおつもりでがしょう。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
「さうだこと云あねえで、そら來たつとかう手つんだすもんだ、倦怠くつて仕やうねえ此等がな」先刻の爺さんは又一|杯をぐつと干して呶鳴つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
……芸もねえ事に可愛くもねえ面つんだすなてば」 仁右衛門はまた笠井のてかてかした顔に唾をはきかけたい衝動にさいなまれたが、我慢してそれを板の間にはき捨てた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
いってい、てめえなんざ、御府内へつんだす面じゃねえ。
— ねずみ 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
かつてはエディ・アーノルドのマネージをしていたこともある男で、興行の世界で厳しい体験をつんだすぐれたマネジャーだった。
— 片岡義男 『エルヴィスから始まった』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不満そうに、唇を突ん出した。
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ボールペンをカバンから突ん出すと、すぐに書き始めた。
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猫が尻尾をぴんと突ん出して歩いている。
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