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遠国

えんごく異読 おんごく
名詞
1
標準
distant land
文例 · 用例
それに遠国に参る所じゃ。
宮沢賢治 とっこべとら子 青空文庫
さあ、もう一人……行方の知れない方ですが…… またこれが貴僧、家を越したとか、遠国へ行ったとかいうのなら、いくらか手懸りもあるし、何の不思議もないのですが、俗に申します、神がくしに逢ったんで、叔母はじめ固くそう信じております。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
そんな遠国の者は住んでいねえようだが……。
十五夜御用心 半七捕物帳 青空文庫
或る人人は為替を組み入れ、或る人人は遠国への、かなしい電報を打たうとしてゐる。
萩原朔太郎 散文詩集『田舎の時計 他十二篇』 青空文庫
その年の初夏、宗右衛門は新らしくめとつた後妻と、不具の娘二人を連れて或る有名な遠国の温泉へ行つた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
然し政宗も悪くはなかった、遠国に候故、と云って謹んでおとなしくしたという。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
妙なもので、かえって遠国の衆の、参詣が多うございます。
泉鏡花 春昼 青空文庫
近県近郷の学校の教師、無論学生たち、志あるものは、都会、遠国からも見学に来り訪うこと、須賀川の牡丹の観賞に相斉しい。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
作例 · 標準
彼は若い頃から、いつかこの遠国を旅したいと夢見ていた。
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故郷を離れ遠国で暮らすことになったが、いつか必ず帰ると心に誓った。
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何日もかけて遠国へたどり着いたが、その景色は想像をはるかに超えていた。
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2
標準
province far from the capital
作例 · 標準
平安時代、京から遠国へ赴任する貴族は、二度と都に戻れないこともあった。
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この神社は、都から離れた遠国の鎮守として信仰を集めてきた。
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役人は、遠国の民の暮らしを視察するため、はるばる旅に出た。
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