氷屋
こおりや
名詞
標準
ice man
文例 · 用例
多門通りより元の道に出てまた前の氷屋に一杯の玉壺を呼んで荷物を受取り停車場に行く。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
夏の氷屋などでは、板に丸い穴をあけて、そこに幾つとなく、ラムネを逆さにして立てて居る。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
卒倒しそうになると氷屋へはいって休み休みしたので、とうとう一日に十一杯の氷水をのんだ。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
いざ、と成れば、法もかく、手心は心得たが、さて指当って、腹は空く、汗は流れる、咽喉は乾く、氷屋へ入る仕覚も無かった。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
あの踏切のさきの処に、一軒氷屋がまだ寝ないでいましたが、水提灯が一つ、暗くついただけ、暖簾は掛ばなしで、誰も人は居ないのです。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
……もう氷屋の灯の届かない処へ消えたんですが。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
小さい氷屋の車屋台が出ている。
— 岡本綺堂 『御堀端三題』 青空文庫
幾人の立ちン坊もここを稼ぎ場とし、氷屋も甘酒屋もここで一日の生計を立てていたのである。
— 岡本綺堂 『御堀端三題』 青空文庫
作例 · 標準
昔は各町に氷屋があり、家庭に氷を届けていた。
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夏になると、氷屋の前には冷たい氷を求める人々が行列を作る。
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この地域で唯一の氷屋は、手作りの氷を販売している。
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