菓子類
かしるい
名詞
標準
文例 · 用例
貰った方でもそのままには済まされないから、返礼のしるしとして自分が携帯の菓子類を贈る。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
女は男よりも比較的菓子が好きで、女一生の間に食べる菓子類は、ざつと見積つたところで四百十九貫三百二十八匁を下るまいとの事だ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
又菓子類も多く喰ふときは胃病を起して大害あり。
— 福澤諭吉 『養生の心得』 青空文庫
しかも其の売る所はすべて日本の玩具、日本の菓子類である。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
いろいろの菓子類全く減りました。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
菓子類、かんづめ類どこの店にもなし。
— 一九四一年(昭和十六年) 『日記』 青空文庫
餅菓子は同じ菓子類であっても、パンとちがって、秋から冬にかけて沢山売れ、春から夏にかけて著しくその売行きを減ずるのであるから、パンとは全く反対で、これを兼営するに至ってここに初めて一年を通ずる商売の繁閑平均を求め得、また製造販売の全能力を充分に挙げ得るを得たのであった。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
腰を掛けて休む店も幾軒かありますが、それは市場を離れて大橋へ行く道の後を田圃にした辺にあって、並べた菓子類などが外から見えます。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫