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確と

しかと異読 しっかと
副詞
1
標準
certainly
文例 · 用例
だが、昭公が一緒に居たのは、確とおなごかな。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
言葉のやすらかなるは極めてよし、言葉の確と実際に協ひたるは、ひときはよきなり。
幸田露伴 雲のいろ/\ 青空文庫
それまで古い莚をかけるか何かして確と番をしておんなさい。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
その当然の結果として肝心の正確という事が常に犠牲にされがちである事はだれもよく知るとおりである。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
しかし茶目気分|横溢していてむつかしい学科はなんでもきらいだという悪太郎どもにとっては、先生の勤勉と、正確というよりも先生の教える学問のむつかしさが少なからず煙たくもあったらしい。
寺田寅彦 田丸先生の追憶 青空文庫
眼を挙げて日本橋を見ると晴れた初夏の中空に浮いて悠揚と弓なりに架かり、擬宝珠と擬宝珠との欄干の上に忙しく往来する人馬の姿はどれ一つとして生活に自信を持ち、確とした目的に向って勇ましく闘いつつある姿でないものは無い。
岡本かの子 とと屋禅譚 青空文庫
確とそうならば、これは是非書き遺して置き度い。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
第二一課 橋は流れて水は流れず 私たち鰹節をナイフで削るときには、鰹節を確と握り押えてナイフの方を動かして削ります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉を確と心に刻み、決して忘れないようにしよう。
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その光景を確と目に焼き付けた。
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確と、君の努力は無駄にはならないよ。」と彼は励ました。
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2
標準
distinctly
作例 · 標準
暗闇の中でも、彼の顔が確と見えた気がした。
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舞台から客席まで、彼の声が確と響き渡った。
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「さあ、確と聞け。これが私の最後の言葉だ。」
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3
標準
firmly
作例 · 標準
彼はロープを確と握りしめて、壁を登っていった。
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大地に確と根を張る大木のように、彼は揺るがなかった。
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扉が確と閉まっているか確認してから、家を出た。
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