コンマ
こんま
名詞
標準
文例 · 用例
ピリオドを打ち得ず、小さいコンマの連続だけである。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
たとえば、僕のうちの電話番号はご存じの通り4823ですが、この三|桁と四|桁の間に、コンマをいれて、4,823と書いている。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
巴里のように48 | 23とすれば、まだしも少しわかりよいのに、何でもかでも三|桁おきにコンマを附けなければならぬ、というのは、これはすでに一つの囚れであります。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
第一のテーマは楽譜の形からも暗示されるように、彗星のような光斑がかわるがわるコンマのような軌跡を描いては消える。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
そこで、コンマやピリオドの切り方などを研究すると、早速目に着いたのは、句を重ねて同じことを云うことである。
— 二葉亭四迷 『余が翻訳の標準』 青空文庫
コンマの切り方なども、単に意味の上から切るばかりでなく、文調の関係から切る場合が少くない。
— 二葉亭四迷 『余が翻訳の標準』 青空文庫
須らく原文の音調を呑み込んで、それを移すようにせねばならぬと、こう自分は信じたので、コンマ、ピリオドの一つをも濫りに棄てず、原文にコンマが三つ、ピリオドが一つあれば、訳文にも亦ピリオドが一つ、コンマが三つという風にして、原文の調子を移そうとした。
— 二葉亭四迷 『余が翻訳の標準』 青空文庫
此の際に在ては、徒らにコンマやピリオド、又は其の他の形にばかり拘泥していてはいけない、先ず根本たる詩想をよく呑み込んで、然る後、詩形を崩さずに翻訳するようにせなければならぬ。
— 二葉亭四迷 『余が翻訳の標準』 青空文庫
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コンマ は、カンマとも呼ばれる約物のひとつ。文の区切り、数字の区切り、小数点などに用いられる。
出典: コンマ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0