打ってつけ
うってつけ
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #25191 · 青空 57 例
標準
ideal
文例 · 用例
顔の生白いこの写真屋は土地の言葉でいう兄さんで、来たてからの客であり、倉持とは比べものにもならないが、銀子のためには玉稼ぎに打ってつけの若い衆で、お神や仕込みの歓心を買うために、来るたびに土産物を持ち込み、銀子の言いなり放題に、そこらの料亭を遊び歩いていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
座中では男の中の第一年下の二十七で、少々しいのも気の弱そうに見えるのが、今夜の会には打ってつけたような野辺送りの帰りと云う。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
てんで教養のないところなども宣伝部長としては打ってつけであった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
部屋と家賃を分け合うなら、私など打ってつけの男ではないか。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
ひと目にかからず中の様子はひと眺めという、お殿様の御本陣にゃ打ってつけの場所です。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
なまじあッしなぞが飛び出すよりも、こういうことこそお殿様が肝馴らしには打ってつけと存じまして、実あ首長くしながら毎日々々お帰りをお待ち申していたんでごぜえますよ」「なるほど喃。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
「ミナガレ舟二郎か――こいつはどうも打ってつけの名前だな。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
○百の演技指導も、一つの打ってつけな配役にはかなわない。
— 伊丹万作 『演技指導論草案』 青空文庫
作例 · 標準
例句