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留男

とめおとこ
名詞
1
標準
tout
文例 · 用例
いくら相手が子供でも、留男に出た以上は唯は済みません。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
当の二人と二、三人の留男とは毬になって赤土の泥の中をころげ廻った。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
と云うのは、なんでも或日のこと、その梅の井の門口で酔っ払いが二三人で喧嘩を始めたところへ、丁度に彼の清吉が通りあわせて、見てもいられないから留男に這入ると、相手は酔っているので何かぐず/\云ったので、清吉も癪に障って肌をぬいだ。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
助八 えゝ、手前たちこそ毎日毎晩、犬も食はねえ夫婦喧嘩ばかりしてゐやあがつて、その留男の役はいつでも誰が勤めると思つてゐるのだ。
岡本綺堂 權三と助十 青空文庫
作例 · 標準
芝居小屋の前で、客足を引き止めるために留男が威勢のいい声を張り上げている。
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「旦那、いい席が空いてますよ」と留男に声をかけられ、思わず足を止めた。
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留男の手際よい客あしらいのおかげで、今日の公演は満席になりそうだ。
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2
標準
arbitrator (esp. in a play)
作例 · 標準
歌舞伎の舞台で、争っている二人の間に留男が割って入り、場を収めた。
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留男が長い口上を述べて仲裁する場面は、この演目の最大の見せ場だ。
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荒事の主人公をなだめる留男の役どころは、落ち着いた演技が求められる。
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