寝乍
ねながら
名詞
標準
文例 · 用例
「唐土渡来の幻覚眠剤、この吹管へ詰めまして、寝乍ら一服喫いますと、何とも云えない美しい夢を見つづけるのでございます」「これはこれは不思議な薬、ほんとに可い物を下さいました」お半の方の涼しい眼が、この瞬間キラキラと光った。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
かえってから、種々寝乍らAと話すうちに、Aは、自分の感じることを感じとしては分らないことが多くある。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
物置と下男部屋とが背中合せになつて居り、物置の二階に積んだ、モロモロのがらくたが、下男部屋からは寢乍らにしてよく見えます。
— 萬兩分限 『錢形平次捕物控』 青空文庫