療病
りょうびょう
名詞
標準
medical treatment
文例 · 用例
三人目の子供を産むために、下の児を連れて県病院の施療病室にいる女房は?
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
柿本が入れられたのは支那人を追い出した、支那人への施療病室だった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
憲法十七条を制定せられて、臣民に、政治、道徳の帰趨を知らしめられ、支那大陸文化の輸入を図って産業治生の途を講ぜられ、施薬、療病の諸院を興して貧民を救恤せらるる等、仏教の生活化、理想の現実化に向って力を尽されました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ヴェルレエヌ氏の施療病院に於ける最後の詩句、「医者をののしる歌。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
当時の仏寺は、信仰の道場だけではなく、四天王寺の如きは、外交上の儀式にも用ゐられたし、学校でもあり、又寺内に、悲田院、療病院、施薬院があつて、社会事業的施設でもあつたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
『南史』の孝義傳、『北史』の孝行傳、列女傳を見渡しても股肉を※つて、その父母舅姑の療病に供したものは、一人も見當らぬ。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
支那では療病の目的で、他人の生命を斷ち、その肉なりその肝なりを採取する兇行が、古來可なり行はれて居る。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
ただ我が日本人の間には、支那傳來と思はるる迷信に本づき、療病の目的に、人肉を使用した極めて稀有の場合を除き、記録の上では殆どこの蠻風が見當らぬ。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫