要記
ようき
名詞
標準
文例 · 用例
小説や風聞録のようないわゆる閑文字について言われる事は、実は大多数の読者にとって、他の大部分のいわゆる重要記事についても言われるのである。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
『細々要記』に「京都より細川陸奥守以下数十人河内発向藤井寺に陣す。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
さて前に書いた通り、鶏足を号とした寺は東北に多く、また、奥羽地方に荷渡り権現多く、また鶏足権現、鶏足明神と漢字を宛て、また、鶏鳥権現と書きある由(『郷土研究』二巻八号、尾芝氏説)、しかるに『真本細々要記』貞治五年七月の条に、伏見鶏足寺見ゆれば畿内にもあったのだ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
〔三月要記〕(中旬)荷物の整理を完了すること。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
右第二枚に現れた文意を説明して見れば、雄略天皇即位の二年十月三日平群眞鳥は詔を受け重要記録の書寫に從事し、五年十一月三日に至り其業を訖つた。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
先生は「和蘭語四週間」によってオランダ語を独習してこの記録を読んだ、そして英生に関する数十項の重要記事を写しとったのである。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
日本の雑誌などでもきちんと積んであって一冊一冊の重要記事は一冊一冊に題名を書いた見出しがはさんでありました。
— 内山完造 『魯迅さん』 青空文庫