頭の高い
あたまのたかい
形容詞
標準
haughty
文例 · 用例
大寺に生れ、幼時だけにしろ、総領息子という格に立てられた経験のある、旧舗の娘として母の持てる気位を伝えているらしい彼の持前は頭の高い男なのであった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
そしてお艶は生前、一度あの頭の高い女が、畳に両手をつかえ「おじさん有難う、もう大丈夫」と言った。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その新子に、夫人はほほえみもせず、頭の高い挨拶をして、良人と並んだ椅子にだまったままで腰をおろした。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
あんな頭の高い人なんて、ロシア人にだってなかったし、支那人にだってひとりも逢わなかったわ。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
これも何だか半分気狂いではないかと思われそうなそこの婆さんは酔狂の癖があると思われて、ひどく興奮してしまって、こちらから辞を卑うして挨拶をしてもそれに応答しようともせず、変に、自分ほど偉い者はないといった、頭の高い調子で、いつまでも、ちびりちびり飲んでいる。
— 近松秋江 『霜凍る宵』 青空文庫
四「爺、いつも達者だのう」 若党や小僧や、大勢の召使が式台に出迎えたが、頭の高い刑部友矩は、目もくれなかった。
— 吉川英治 『柳生月影抄』 青空文庫
見れば、友禅の炬燵蒲団に胸を埋めて、ちょっと澄まし気味の丸髷の若御新造が、こっちの入るときからの身ごなしをにやにやと頭の高い顔して眺めている。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
(あの女は元、大名のお部屋様だったのだそうだ)(道理で、品がある)(町女には、ああいうのは居ない)(すごいな) 頭の高いのがよく見えるのだから可笑しい。
— 吉川英治 『魚紋』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭の高いについて考えています。
我が社の頭の高い戦略は重要です。
頭の高いの原理は複雑である。
頭の高いという言葉が頭から離れない。