イッヒ
イッヒ
名詞
標準
I
文例 · 用例
こっちだってあるんだけどね」「ほう、こっちにもね」「こっちだって、そりゃ一つや二つじゃありませんとも」 イッヒッヒ。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
」「イッヒッヒッヒッ」 と、夫は始めて声を出した。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
一般人の生活水準の低下と社会的自主性の低減は、日本のブルジョア文学の独特な伝統が、ヨーロッパのイッヒ・ロマンとはまた異った歴史性をもつ私小説について自我の啓発、探求をもとめているにかかわらず、遂に芸術の中に語るに足るだけの自我の内容と発動とを、作家生活の実質から喪失させてしまっているのであった。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
と云って、王クローディアスに扮する、独逸人俳優ルッドイッヒ・ロンネは傍演出者を兼ねているのだし、レイアティズ役の小保内精一は、音声上役どころでないと云った訳で、よんどころなく亡霊の台詞を消し、ポローニアスの屍体を、幕切まで露わさないようにした。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
ああも容易く、自然の根や情愛が、運び去られてしまうものだろうか……」 と暫く莨を持ったまま、ポツネンとしていたが、その時|喚ばれた、ルッドイッヒ・ロンネが入って来た。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
ピリニャーク、自分の日本印象記の中から長く読み、米川さん、変な日本文学についてを朗読し、キム氏、日本の雑誌とイッヒロマンについて話し。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
怪人怪語「イッヒッヒッ。
— 海野十三 『火葬国風景』 青空文庫
アッハッハッハッ、イッヒッヒッ」「何がおかしい、この馬鹿者!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
ニーチェの哲学において、「イッヒ(自我)」の探求は中心的なテーマの一つだ。
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フロイトの精神分析では、イッヒ(自我)がエス(イド)とスーパーイッヒ(超自我)の調停役となる。
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「人間は、自己のイッヒ(自己意識)を絶えず問い直す存在なのだ。」と、哲学者は語った。
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