従属的
じゅうぞくてき
形容動詞
標準
subordinate
文例 · 用例
彼は「運動」あるいは速度加速度にともかくも確実なる物理的現象、可測的現象としての存在を許容して、時間のほうをむしろ従属的のものと考えているかのように見える。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかるに普通の詩歌ではこの律動の要素はかなり必要ではあるが、しかしいくらか従属的なものと見なすこともできる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
このような、かりに「和声的要素」とでも名づくべきものは、普通の詩歌の中にでもしいて求むればある程度までは求められないことはないかもしれないが、しかしそれは前の律動的要素や旋律的要素と同様に従属的なものである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
これはいかなる芸術にもある度までは共通なことであるが、小説や戯曲のようなものではこれは第一義に属しない従属的要素である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
妻と云ふ詞が従属的の意義をもつて居るとすれば、貴方は私の妻ではありません。
— 平出修 『計画』 青空文庫
が、雄吉はそうした自分の従属的な生活を、少しも後悔してはいなかった。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
昔の武士は、女を社会的に軽く、従属的に扱った。
— 宮本百合子 『暮の街』 青空文庫
しかし、過渡的にもせよ、こうして憲法が変ったことは、それにつれて民法、刑法の変更をもたらし、これまでの日本の婦人がおかれていた全く従属的な地位は高められました。
— 宮本百合子 『婦人大会にお集りの皆様へ』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも上司の意見に従属的で、自分の考えを主張しない。
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この部署は、会社全体の目標に従属的な役割を担っている。
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その国の外交政策は、大国の影響下で従属的な立場に置かれている。
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