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言わず語らず

いわずかたらず
表現副詞
1
標準
saying nothing
文例 · 用例
利休は当時において言わず語らずの間に高慢税査定者とされたのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
切腹――その不安は言わず語らずのあいだに、すべての人の魂をおびやかしているのである。
岡本綺堂 青空文庫
各員の間には言わず語らずの中に、完全な共同作業が行われるだろう、この同じ心持で人類が常に生きていたら。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
で、言わず語らずのうちに、その金は品物にして持って帰らすよりほかに道のない事を観念したらしかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
葉子はまた妹たちが言わず語らずのうちに生徒たちから受けねばならぬ迫害を思うと不憫でもあった。
有島武郎 或る女 青空文庫
……いいわ、わたしだってなんでもしますわ」 倉地は葉子が言わず語らずのうちに感激しているのを感得していた。
有島武郎 或る女 青空文庫
そうして言わず語らずの間に妾の立場をないようになさるかも知れない。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
彼等少年少女は、言わず語らずのうちにそんな感情を味わい慣れている――街頭から――書物から――展覧会から――活動から――芝居から――レコードから――そうして、そんなもののわからぬ親たちを馬鹿にしている。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
彼は去り際、言わず語らずの内に、深い感謝の念を伝えた。
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長い付き合いの夫婦は、言わず語らずのうちに互いの気持ちを理解し合っていた。
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二人の間には、言わず語らずのうちに築かれた信頼関係があった。
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その場の空気は重く、誰もが言わず語らずのうちに現状を嘆いていた。
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言わず語らず(いわずかたらず) — 幻辞.com