明色
めいしょく
名詞
標準
bright (light) colour (color)
文例 · 用例
未だかつて疲労にも憂愁にも汚されたことのない純粋に明色の海なんだ。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
そこでも、味い剰すがゆえにいつも暗鬱な未練を残している人間と、飽和に達するがゆえに明色の恬淡に冴る人間とは極端な対象を做した。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
」といひて軽く我肩を拍ちし長き八字髭の明色なる少年士官は、おなじ大隊の本部につけられたる中尉にて、男爵フォン・メエルハイムといふ人なり。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
「殊なるかたに心とどめたもうものかな」といいて軽くわが肩をうちし長き八字|髭の明色なる少年士官は、おなじ大隊の本部につけられたる中尉にて、男爵フォン、メエルハイムという人なり。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
彼と一緒に上へ行くと、彼は明色の絨毯についたいくつかの足跡を指さしました。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
そのあいだにいるのが灰色の鬚をした初老の男、明色のツイードの上から短い法衣を重ね、ちょうど結婚式を終えた風であった。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
「兄弟フェリアよ、」と椅子に腰掛け、ヤングは明色のまつげの下からフェリアをにらみつけた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
近く見れば、桃の実のやうに細い毛の生えてゐる顔ではあるが、明色な髪と Centaurea の花のやうな目とを除けて考へると、どこか細君に似てゐるやうな感じがする。
— 森鴎外 『魔睡』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は明色の服を好んで着る。
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この絵は明色を多用しており、とても明るい印象だ。
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壁を明色に塗り替えたら、部屋が広く感じられた。
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