水はけ
みずはけ
名詞
標準
drainage
文例 · 用例
」(出す)爾薩待「ああ、なるほど、これはね、こいつはね、あんまり乾き過ぎたという訳でもない、また水はけの悪いためでもない。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
」「僕がひとつ、作りつけの流しを造つてやらう、土管をいけて水はけを作らうよ。
— 牧野信一 『秋晴れの日』 青空文庫
お米の足しに、ジャガイモが実質的な意味をもつというような程度の日暮しの東京の家庭が、十坪以内にしろ、薯の隆々と成育するだけの日光と水はけとをそなえた空地を果して家のまわりにもっているであろうか。
— ――なすよしもなき馬鈴薯と綿―― 『昔を今に』 青空文庫
」「五インチばかり」「すんだら畑みて来てくれないか」 耕地で男が二三人水はけをやっている。
— 宮本百合子 『赤い貨車』 青空文庫
」 清水はけげんな顔をしながら、こう好い加減な返事をすると、さっきから鉈豆の煙管できな臭い刻みを吹かせていた大井が、卓子の上へ頬杖をついて、「何だい、そのゲスタ・ロマノルムってやつは?
— 芥川龍之介 『路上』 青空文庫
大いに注意しなければいけない」「大いに注意しろといって、どうするのかね」「それはね、水はけ――ではない液はけをよくすることだ。
— ――金博士シリーズ・4―― 『今昔ばなし抱合兵団』 青空文庫
静かな家 いやな、スベル水はけの急な宿のフロ。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
折角の彩牋堂今は主なく去年尊邸より頂戴致候|秋海棠坂地にて水はけよきため本年は威勢よく西瓜の色に咲乱れをり候折から実の処|銭三百落したよりは今少し惜しいやうな心持一貫三百位と思召被下べく候。
— 永井荷風 『雨瀟瀟』 青空文庫
作例 · 標準
この畑は水はけが良い土壌なので、雨が降っても作物が傷みにくい。
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バルコニーの排水溝が詰まり、雨水が溜まって水はけが悪くなっていた。
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庭に砂利を敷いて、雨の日の水はけを改善する対策を施した。
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