断るまでもなく
ことわるまでもなく
表現
標準
needless to say
文例 · 用例
断るまでもなく与太郎の囈語みたいなものである。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
撮影の都合で帰宅がおくれるなど珍らしくなく、思いがけぬ徹夜撮影で家をあけることさえあったのだが、わざわざ電話で断るまでもなく、母親は安心して寝ていたのである。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
) 支度を、と断るまでもなく、平常着のままで出は出たが、――その時、横向きになって、壁に向うと、手を離した。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
断るまでもなく、啓蒙は教育と同じ観念ではあり得ない。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
改めて断るまでもなく、この三人称とか一人称とかいうのは、対象物に対する視距離や観察面や取扱方法などをひっくるめた広義の批判の仕方の比喩的表現である。
— 豊島与志雄 『性格批判の問題』 青空文庫
若旦那か番頭か美男が一人門から出て来たといふのであるが、断るまでもなくこれは明治時代の話です。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
これは、断るまでもなく、人間の在りかたについてのことであり、文学上のことである。
— 豊島与志雄 『私の信条』 青空文庫
茲に断るまでもなく、彼は文学者だった。
— 豊島与志雄 『死ね!』 青空文庫
作例 · 標準
彼の優秀さは、断るまでもなく誰もが知っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
断るまでもなく、この計画は成功するだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
日本の四季の美しさは、断るまでもなく素晴らしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash