きょろり
きょろり
副詞副詞-と
標準
with bright almond eyes
文例 · 用例
それを聞いたとたんに、眼から鱗が落ちるとはあんな時の感じを言うのでしょうか、悲壮も厳粛も一瞬のうちに消え、私は憑きものから離れたように、きょろりとなり、なんともどうにも白々しい気持で、夏の真昼の砂原を眺め見渡し、私には如何なる感慨も、何も一つも有りませんでした。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
とおたずねすると、かの文筆の士なるものは、十万の読者に千度読まれとうござる、と答えてきょろりとしていらっしゃる。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
」と、私は、内に針を含んだ言葉を、精いっぱい優しく、いや味をきかせて言ってやることもあるのだが、犬は、きょろりと眼を動かし、いや味を言い聞かせている当の私にじゃれかかる。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
」 とばかり多津吉は、そのまま連に連れられようとして、ふと見ると、一方は丘を、一方は谷の、がけ際の山笹を、ひしゃげた茶の釜底帽子が、がさがさと、乾びた音を立てて揺って、見上皺を額に刻んで、もじゃもじゃ眉に、きょろりと目を光らした年配の漢が見えた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
」 と額で顔を見て、その女中はきょろりとしている。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
」 と目を円くして、きょろりと視て、「ほんとの電話ですがね。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
前帯をしゃんとした細腰を、廂にぶらさがるようにして、綻びた脇の下から、狂人の嘉吉は、きょろりと一目。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
皆、きょろりきょろりと視めた。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
作例 · 標準
うわ、見て!あの小動物、なんて可愛い目をしてるんだ!
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本当だ!まんまるで、きょろりとしていて、吸い込まれそう。
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警戒してるのかな?じっとこちらを見ているよ。
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ええ、でもなんだか安心感もあるわ。
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標準
nonchalantly
作例 · 標準
ちょっと、さっきのって君がやったのかい?
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(きょろりとして)え?何かしましたっけ?
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嘘をつくなよ!みんな見ていたぞ。
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いや、本当に何も知りませんってば。
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