相観
そうかん
名詞
標準
文例 · 用例
こういうふうな立場から見れば「花鳥諷詠」とか「実相観入」とか「写生」とか「真実」とかいうようないろいろなモットーも皆一つのことのいろいろな面を言い現わす言葉のように思われて来るのである。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
だが、写生の語義を伝神とか実相観入とかに転用するのはちょっと変だね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
実相観入にまで及ぼすくらいなら、もっと外の適当な言葉を持って来るのが正しいだろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それは軍備縮少の徹底的主張とか、生存権の脅威から来る社会的罪悪の諸相観とか、華盛頓会議と軍備制限とか、そう云うような見出しを置いた評論文であった。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
山門高く聳えては真如実相の月を迎へ、殿堂|甍を聯ねては仏土|金色の日相観を送る。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
それは軍備縮少の徹底的主張とか、生存権の脅威から来る社会的罪悪の諸相観とか、華盛頓会議と軍備縮限とかさう云ふやうな見出しを置いた評論文であつた。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
「実相観入」ということは、芸術のほうではよくいいます。
— 倉田百三 『生活と一枚の宗教』 青空文庫
念仏申さるるように生きると言えば古くさいようであるが、今日の言葉で言えば実相観に生きることである。
— 倉田百三 『念仏と生活』 青空文庫