造作なく
ぞうさなく
表現副詞
標準
without any difficulty
文例 · 用例
「あのとびらのところにいるわたしの影にだって、つい造作なくできましょうよ。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
これさへやれば、どんな女でも造作なく、自分の自由に手なづけることができるのである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
もし多数の場合について、それが観念されてる例証を見、すべてに共通する本質を取ってみれば、意外に造作なく、吾人は詩の定義に到達することができるであろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
男は存外造作なく満足して、「半助でも二枚ありやあ結構だ、姉えさん、お前さんは分りの好い人だ、きっと出世しますよ」と云って、覚束ない足を踏み締めて帰った。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
おそらく、彼が少しずつ少しずつその模倣をやったために、そんなに造作なくは気づかれなかったのであろうか。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
いったい、発狂しやすい人間というものはそういう暗示には造作なくかかりがちなもので、ことにそれが前から好んで考えていることと一致する場合にはなおさらである。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
だから鴉は造作なく眼を突っつくことができたんでがす」「よし。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
僕は、この種の暗号の造作なく解けるものであることを君に納得させ、またその展開の理論的根拠にたいする多少の洞察を君に与えるために、もう十分話したのだ。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は造作なく重い荷物を持ち上げた。
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彼は初めての経験にもかかわらず、造作なく仕事をこなした。
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そのパズルは、子供でも造作なく解けるレベルだ。
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