血の気の多い
ちのけのおおい
表現形容詞
標準
hot-blooded
文例 · 用例
祖父に似て派手で血の気の多い長男は、海外へ留学に出たままずっと帰らない。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
……血の気の多い漁師です、癪に触ったから、当り前よ、と若いのが言うと、(人間の食うほどは俺も食う、)と言いますとな、両手で一|掴みにしてべろべろと頬張りました。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
祖父に似て派手で血の気の多い長男は、海外へ留学に出たままずつと帰らない。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
皆血の気の多い連中のことだから、「そいつは怪しからん、やっつけろ」 と云って、坊主を取り囲んでさんざんに撲りつけ、倒れるところを曳きずって往って、浪うち際へ投げだした。
— 田中貢太郎 『海坊主』 青空文庫
血の気の多い男でない限り、感情だけでこれほど吹き出す男はそうはいまい。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
いまや世界中がおどろきの眼をあつめているこの飛行島が見られるというのだから、わが須磨明石二艦に乗組んでいる血の気の多い士官候補生たちにとっても、明日という日がどんなにか待たれていた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
この時分から初めて、あの久しい間の精進がようやく緩和されるに至り、彼とてもいろんな快楽に対して必らずしも無関心であった訳ではなく、ただ血の気の多い青年時代には誰ひとり完全に抑制する者のない情熱をよく彼が制御し得たに他ならないことが明らかになった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
さて残ったものは血の気の多い体ばかりだ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
血の気の多い若者たちが、街の平和を守るために立ち上がった。
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彼は血の気の多い性格だが、その分情に厚いところもある。
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「全く、血の気の多い奴らだぜ」と老人は若者たちの騒ぎを見て苦笑した。
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