穴居人
けっきょじん
名詞
標準
cave dweller
文例 · 用例
山鬼は日本で云う山男或は山と云い、ここらでも主になるものは元来何であるかと云うと、大和民族の我々よりも早く既に此の本土に棲んでいた人種で、其中にはアイヌもありましょう、所謂土蜘蛛という穴居人種もありましょう、又は九州の熊襲の徒もありましょう。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
つまり私たち人類は、もう穴居人ではないということである。
— ――結婚のモラル―― 『人間の結婚』 青空文庫
結婚生活または家庭生活というものを、私たちはまだまだどこやら穴居人の洞めいたものに感じる蒙昧さがのこっていると思う。
— 宮本百合子 『家庭創造の情熱』 青空文庫
何か穴居人のようなところがあると言おうか?
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
暫く雑木の繁った岨路が続いて、零れ懸る露にしとど霑れながら又川を渡ると、左手から小沢が落ち合って少し許の平地に、茅を束ねた一方口の小さな小屋が古代の穴居人の跡のように十五、六かたまっている。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
かれらは原始的な穴居人で、つねに防勢に立ちつつ、転身の時機を待っているのだとも受けとられた。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
見学したタテ穴の一つに火事の起ったらしいところがあって、そういう穴居人たちが火事でどんなにさわいだかいかにも興味深く感じて見たことも書きました。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
最後の野犬であつた彼の先祖が穴居人か河棲人かに馴らされて以来多くの世代の間に軟らかくなつていた。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫
作例 · 標準
この遺跡からは、約2万年前の穴居人の生活の痕跡が発見された。
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彼は子供の頃、読んだ本の影響で穴居人の生活に憧れていた。
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現代の快適な住環境からすると、穴居人の生活は想像を絶するものだろう。
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