骨堂
こつどう
名詞
標準
charnel house
文例 · 用例
墓地の円屋根、納骨堂、また、反青き塔のつま。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
これ即ち觸手ある大都會、貪婪の蛸に比すべし、骨堂なり。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
学術雑誌で名前を知っている偉い博士たちの研究室が、納骨堂の中でもあるかのように同じ形をしてうちならび、白い大理石の小さい名札の上にその研究室名が金文字で記されてあった。
— 海野十三 『階段』 青空文庫
長年教会へ通いつめているので、納骨堂や祭具室の冷たい匂いがその衣類にまで浸みこんでしまったのであろう。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『老嬢と猫』 青空文庫
翌日は姉の子供の娘一人と定雄の子供の長男次男と、それに定雄夫妻に姉、総勢六人で父母の骨を納めてある大谷の納骨堂へ参った。
— 横光利一 『比叡』 青空文庫
一同|揃って上に登り、納骨堂へ参拝して、それからいよいよ本堂で経を上げて貰わねばならぬのであるが、誦経の支度のできるまで六人は庭向の部屋に入れられた。
— 横光利一 『比叡』 青空文庫
また京都の街を見降す位置にある本願寺の納骨堂に父の骨を納めることは、この街に電力を送っている宇治川の水電を成就させた父の心も安ませることだと思ったが、幸子には、その灯も涙の種になるのかもしれないと思ったりした。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
蓮池に懸った石橋を渡って納骨堂の石段を登って行くときも、矢代は稀に見る槙三の端麗な精神について千鶴子に賞讃した。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
古い寺院の片隅に、ひっそりとした骨堂があった。
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骨堂は、集められた人骨を保管するための場所だった。
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その骨堂は、どこか神秘的で、少し不気味な雰囲気を持っていた。
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