習院
習院
名詞
標準
文例 · 用例
「君、学習院の女学部だろう。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
妹の卒業アルバムで、僕は君の写真を見ましたよ」「…………」「学習院で妹と同じクラスだったそうですね」「たぶん、他人の……」「……空似だなんて、随分君らしくもないエスプリのない科白ですね。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
譬えていって見れば、今の人が華族でなくて学習院に入っているようなものである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
高足の一人|小此木辰太郎は、明治九年に工務省|雇になり、十八年内閣属に転じ、十九年十二月一日から二十七年三月二十九日まで職を学習院に奉じて、生徒に筆札を授けていたが、明治二十八年一月に歿した。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
―――――――――――――――― 秀麿は学習院から文科大学に這入って、歴史科で立派に卒業した。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
―――――――――――――――― 綾小路は学習院を秀麿と同期で通過した男である。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
たゞ学習院の制服を着てゐる此青年の背丈が、国府津で見たその人の兄よりも、一二寸高いやうに思はれた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
青年は今年の四月学習院の高等科を出てゐる。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫