行平
ゆきひら
名詞
標準
casserole
文例 · 用例
さらに彼の兄|行平に至っては、一層詩人的な情熱家であったにかかわらず、詩人としては殆ど無能で、漸く末流の才能しか持ってなかった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
これは申合わせの時にもなかったので皆驚いたらしかったが、何事もなく済んでから、シテの謹之介氏は床几を下って、「松の行平はまことに有難う御座いました」と翁に会釈したという。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
隠栖の場所は行平が「藻塩垂れつつ侘ぶと答へよ」と歌って住んでいた所に近くて、海岸からはややはいったあたりで、きわめて寂しい山の中である。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
海は少し遠いのであるが、須磨の関も越えるほどの秋の波が立つと行平が歌った波の音が、夜はことに高く響いてきて、堪えがたく寂しいものは謫居の秋であった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
四壁庵の『忘れ残り』上巻に、吉原江戸町三丁目佐野槌屋の抱え遊女|黛、美貌無双孝心篤く、父母の年忌に廓中そのほか出入りの者まで行平鍋を一つずつ施したり、「わがかづく多くの鍋を施して、万治この方にる者ぞなき」とほめある。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
伯爵鍋小路行平は正に斯ういふ浅ましい連中の一人だ子。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
行平君は其嫡男ださうで、幼名を阿古屋丸と申上げたさうだ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
之はいつぞや行平君が自慢らしく家系を嬢様に物語られたのを傍で聞いてゐたのだ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
作例 · 標準
朝食に、卵と野菜を煮込んだ行き平を作った。
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家族で囲む鍋料理は、冬の食卓に欠かせない行き平だ。
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このレシピでは、鶏肉と豆腐を使ったヘルシーな行き平を紹介しています。
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