あいたた
あいたた異読 アイタタ
感動詞
標準
ouch
文例 · 用例
ううむ、ううむ、と大袈裟に唸りながら、めちや苦茶に鎌を振りまはして、時々、あいたたたた、などと聞えよがしの悲鳴を擧げ、ただもう自分がこのやうに苦心慘憺してゐるといふところを兎に見てもらひたげの樣子で、縱横無盡に荒れ狂ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
あいたたた、それにしても、おれが生れてから三十七年間、あの裏山で遊んで育つて來たのだが、つひぞいちども、あんなへんな目に遭つた事が無い。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ああ、お前はいい子だ、な、いい子だから、そのお前の持つてゐる櫂をこつちへ差しのべておくれ、おれはそれにつかまつて、あいたたた、何をするんだ、痛いぢやないか、櫂でおれの頭を毆りやがつて、よし、さうか、わかつた!
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
狸は夕陽にきらきら輝く湖面に浮きつ沈みつ、「あいたたた、あいたたた、ひどいぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ううむ、ううむ、と大袈裟に唸りながら、めちや苦茶に鎌を振りまはして、時々、あいたたたた、などと聞えよがしの悲鳴を挙げ、ただもう自分がこのやうに苦心惨憺してゐるといふところを兎に見てもらひたげの様子で、縦横無尽に荒れ狂ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
あいたたた、それにしても、おれが生れてから三十七年間、あの裏山で遊んで育つて来たのだが、つひぞいちども、あんなへんな目に遭つた事が無い。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ああ、お前はいい子だ、な、いい子だから、そのお前の持つてゐる櫂をこつちへ差しのべておくれ、おれはそれにつかまつて、あいたたた、何をするんだ、痛いぢやないか、櫂でおれの頭を殴りやがつて、よし、さうか、わかつた!
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
川の向う岸に石を投げようとして、大きくモオションすると、すぐ隣に立っている佳人に肘が当って、佳人は、あいたた、と悲鳴を挙げる。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい水に触ってあいたたと声を上げた。
親知らず抜歯の痛みであいたたと呻いた。
運動中に肉離れを起こしてあいたたと叫んだ。
転倒してあいたたと痛みに耐えた。