政派
せいは
名詞
標準
文例 · 用例
いまでは少数の帝政派も日本に駆逐されてしまって新にバイカル湖畔から輸送された泥人形と、コーカサス遺族達によって世間は私に怠惰と、大陸的な新浪漫主義を沁みこましてしまった(将軍BARでさえ農民と職工によって占領されてしまったのだ。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
演説会 民政派の演説会には、必ず、政友会の悪口を並べる。
— 黒島傳治 『選挙漫談』 青空文庫
笹沼氏の政派や、彼の政治的意見などは、嘉助にとつては問題ではなかつた、笹沼氏の經歴やその人物に對する世評の如きも問題ではなかつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
司法権はいつも政党政派の上に超越さしておかなければ、現にこのような場合に……」「……いけないッ……君はまだ解らんのか」 総監はすっかり平生の威厳を取り返した。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
――ふと甲谷はこの重厚なロシアの帝政派の巣窟、パーテルは、今は自分の快活さに不似合なことに気がついた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
これじゃ、どっちが帝政派か分らんが。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
しかりといえども沿革の関係は争うべからざるものあり、自由派と帝政派とは国権論においてはなはだ相近かりき。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
しかして帝政派の宣言にいわく、「内は万世不易の国体を保守し公衆の康福権利を鞏固ならしめ、外は国権を拡張し各国に対して光栄を保たんことを冀い云々」と。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫