一元論
いちげんろん
名詞
標準
monism
文例 · 用例
しかし、議論というものは、つねに誇張された一般論になり易いもので、おまけに何らかの意味で一元論的傾向に陥り易い。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」「お国の学生たちに、忠の一元論はどうでしたか、何か反響がありましたか。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
僕自身だって、いま、日本の忠義の一元論のような、明確|直截の哲学が体得できたら、それでもう救われるのですからね。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
日本の忠義の一元論も、こんなものではないかしら。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
ここに一元論をもつては解釋しがたい謎がある。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
最近に於ける自然科學の發達はエネルギーの概念を發達せしめ、オストワルドの如きは物質概念を捨ててエネルギー一元論を唱えた。
— 平林初之輔 『唯物史觀と文學』 青空文庫
こゝに一元論をもつては解釈しがたい謎がある。
— マルクス主義文学理論の再吟味 『政治的価値と芸術的価値』 青空文庫
ところが、「芸術的価値」は社会的価値であるといふ、わかりきつた説を繰り返すことに忙しい「一元論者」たちは、この明々白々たる事実を無視し、現実にある芸術的価値を頭の中でのみ抹消して、私の「二元論」を撃破し得たと称するのである。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
作例 · 標準
精神と肉体は根源的に同一であるとする心身一元論の立場から、最新の脳科学は意識の謎に迫ろうとしている。
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「なるほど、万物の根源を唯一の『実体』に求める一元論の視点に立てば、この矛盾も説明がつきますね」
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スピノザの哲学は、神と自然を同一のものと見なす徹底した汎神論的一元論として知られている。
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国内法と国際法を一つの法体系として捉える一元論は、主権国家の枠組みを超えたグローバルな法秩序の形成において重要な意義を持つ。
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