政史
せいし
名詞
標準
文例 · 用例
これは支那上古の政史に於て、或は然樣であつたので、墨子の上古史解釋は間違つて居らぬかも知れぬ、又或は然樣では無かつたかも知れぬ、墨子の理想の影を以て上古を掩うたのかも知れぬ。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
明治政史の一大段落なる西南乱の未だ発せざる頃当時猶|孱弱なる一青年の脳髄に日本の文明史を書かばやてふ一大希望ぞ起りける。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
彼れは日本憲政史上に永久磨滅す可からざる千古の格言を留めぬ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
故に若し清廉潔白に於て尾崎氏の如く明白ならざる人物ありて市長の椅子を窺※すと假定せば、其の人如何に巧慧機敏の才子なりとも、東京市民は恐らく過去の市政史を囘顧して尾崎氏を助くるに傾かむ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
故に若し清廉潔白に於て尾崎氏の如く明白ならざる人物ありて市長の椅子を窺※すと仮定せば、其の人如何に巧慧機敏の才子なりとも、東京市民は恐らく過去の市政史を囘顧して尾崎氏を助くるに傾かむ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
レミュの専門は実証歴史学で、とりわけ政治思想史の研究をテーマにしているため、必然にロシア帝政史を経てロマノフ・ニコラスの一族がどういう最後を遂げたかよく知っている。
— 久生十蘭 『淪落の皇女の覚書』 青空文庫
暗君、暴君は世界にも少なくないが、まだかつて、どこの国の悪政史にも見ない――生類御あわれみという、奇異な法令が、とつとして、発せられたのも、それからのことであった。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
政党政治の弊はここに極まり、もっとも顕著な悪例を我が憲政史上に残したのはこの時であった。
— 河本大作 『私が張作霖を殺した』 青空文庫