焼き殺す
やきころす
動詞-五段-サ行
標準
to kill by burning to death
文例 · 用例
住民が冬期に田を焼く時、あるいは誤まって彼を焼き殺すことがあるが、他の蛇に比して脂が多いのみである。
— 録異記 『中国怪奇小説集』 青空文庫
いわく婦女嫁入り前に必ずすべて汝に辱しめらるるはどうも堪忍ならぬ故、汝を焼き殺すべしと。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
皆は焼き殺すような憎悪に満ちた視線で、だまって、その度に見送った。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
犯人が判り次第、其の筋の手を俟たずに私刑に処すべし、生きながら立樹に吊して焼き殺すがいい、いや、少女がされたと同じように、散ざん殴った上滅多斬りにするのだ――其の他凡ゆる復讐の手段が、単なる威嚇や空言でなしに、フリント市とマウント・モウリス町の街角や、人の集まる場処で、現実に計画されていた。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
そこで代官は一月ばかり、土の牢に彼等を入れて置いた後、とうとう三人とも焼き殺す事にした。
— 芥川龍之介 『おぎん』 青空文庫
昼のあいだ、太陽が情け容赦もなくすべての生物を焼き殺すので、蠍が石の下にもぐり込んで気違いのようになって物を螫したがっている時にでも、ラザルスは太陽のひかりを浴びたまま坐って動かず、灌木のような異様な髯の生えている紫色の顔を仰向けて、熱湯のような日光の流れに身をひたしていた。
— ラザルス 『世界怪談名作集』 青空文庫
主人以上の暴女王は、おそらく怒りが心頭にのぼる時は、この馬鹿者を押えて焼き殺すかも知れない、殺すかも知れないではない、事実、先日の大火に家を焼き、仮りにも母と名のつく者、弟の縁につながるものを、同時に焼き亡ぼしてしまったのは誰だ。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかし、いかにすれば代りの誰かを焼き殺すことができるでしょうか。
— その九 覆面屋敷 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
魔女裁判で、無実の人々を焼き殺すという悲劇が繰り返された。
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映画の中で、ドラゴンが炎を吐いて村人を焼き殺すシーンがある。
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その暴君は、反対派の人々を広場で焼き殺すという残虐な処刑を行った。
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